メルマガと連動してる、水シリーズの最終回です。
最終回は、水とミネラルです。
どちらも、身体から足りなくなると、病気を招く要素です。
本来、純粋な水とは、無味、無臭、無色透明の液体です。
水には、数多くの物質を多量に溶かすことができます。
という特徴があるため、
天然には、純粋な水がほとんど存在しません。
水は、水蒸気となり大気中をさまよったり、
川や地下水として、地球上を循環する間に、さまざまな
有機物等(必要・不必要な物を含む)と、ともにミネラルを
溶かしていきます。
主に、水に含まれるミネラルは、
カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなど
人間の身体に、必要不可欠なものばかりです。
そして、ミネラルは、骨や歯を作る素材である。
と同時に、細胞の中で各種の化学反応を進める
酵素の中心となる元素でもあります。
これらの酵素は、ミネラルが中心となり、
タンパク質が、それを取り囲むような形をしています。
ちなみに
マグネシウムが関わっている酵素は、分かっている
だけでも300種類を超えるといわれています。
水は、ミネラルの供給源としても大きな存在で、
1日のカルシウム摂取量の約2割は、飲料水から供給されています。
しかし、日本の水は欧米の水に比べて、ミネラルが
少量しか含まれていない、いわゆる軟水がほとんどです。
軟水は、クセがなく味はいいのですが、ミネラルが少ないために、
日本人は、潜在的にミネラル不足になりがちです。
また、ミネラルの各成分は、それぞれ協力し合って働いているため、
例えば、カルシウムだけを大量に摂るとマグネシウムの排出が
促進されてしまう。
日本では、メディアやCMの影響で、1種類だけを特集して、
大量に摂取する傾向がありますが、これは、逆に身体に害を
与えることもあります。
そして、こうしたミネラルバランスの崩れが
アトピーなどのアレルギーの一因ともいわれています。
偏りがちな現代の食生活において、
漢方、サプリメント等とともに、ミネラルバランスウォーターで
不足分を補うことが大切です。
最終回は、食の基本となる、水とミネラルについて、お伝えしました。
水とミネラルは、日本人は特に意識して、摂っていくことを
オススメいたします。
また、別の機会に、ミネラル不足と関係のある
添加物の話を出来ればと思っております。
JR新宿駅 徒歩10分 藤井施術院
藤井施術院 代表
根幹療法士 藤井 雄治
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水シリーズ 1〜4